Winny或いは京都方面(京都府警、検察、地裁等)関連ネタ

精力的な京都新聞による連載記事、「Winnyの衝撃(4) デジタル技術の攻防 激増する違法コピー 」(京都新聞 電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2004053000015&genre=C1&area=K00

コンピュータソフトウェア著作権協会の2003年の調査によると、違法ファイルの取り込み(ダウンロード)は、映像で4200万件、音楽では1億1000万件と推定される。不正利用した個人を特定し、1万3000通以上の注意メールを送信するなど、対策に躍起だ。日本レコード協会も大学など44校に改善を求めている。

 これらを背景に、新たなネットビジネスも誕生し、開発と防御の攻防が激しさを増す。ウィニーへの防御ソフトを販売する「ネットエージェント」(東京都)には大学などからの依頼が相次ぐ。杉浦隆幸社長(29)は「ウィニーの暗号は2週間で解読した。だが、今後はさらに解読や検知が困難なソフトが出るだろう。防御とのいたちごっこが繰り返される」とみる。

 また、「ネットアーク」(東京都)は、独自に開発した暗号解読技術を基に、依頼主のネットワークを監視し、ファイル交換を行った端末を特定するサービスを昨年10月から手掛けている。同社は「社員が社内ネットを使って著作権を侵害した場合、企業が訴えられることも十分考えられる。ファイル共有ソフトを介したウィルスも10種類を超えており、危機管理は課題だ。需要は期待できる」という。

なるほど、いろいろな需要が生じるわけですね。