一人の人間として

会社がつぶれても、政府は救ってくれない。解雇されても、組合は助けてくれない。組織を離れては生きていけないので、日々、苦しい中で耐えている。それなのに、まるで自己利益を超越したかのように、危ないところに向かう人達を見て、心にさざ波が立った、ということであろうか。(杉田敦氏の論考より)
イラク邦人人質事件の際に、人質とその家族に向けて、多くの人々が参加する形で「イジメ」が行われたが。その際にangelicanalは思ったものです。この国も随分とまた身内に厳しい社会になったものだと。気の赴くままに自由気ままに生きてきて、今もこうしてノンビリと農家をやっているangelicanalには、遠い異国の苦難に立ち向かう同胞に尊敬の念以外の何を感じようか。それは、自衛隊員もジャーナリストもボランティアも或いはプータローであっても変わりはないのだが。